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福田祐次
15歳よりギターを始め大学へ進むも音楽の道を諦めきれず 大学を中退し音楽の専門学校へ。 卒業後バンドやアーティストサポート、デモンストレーター、 レコーディング、講師業など幅広く活動。 音楽業と並行しブログにて音楽関連の記事で ライブドア編集部賞を受賞、 バンドマンや起業家などに向け ビジネスセミナーを開催するなど多角的に活動中。 日本酒と魚料理をこよなく愛する。
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ライブハウスの足元にある返し(モニター)とは?

こんにちは!ギタリストの福田祐次(@fukusuke2578)です。
以前ライブにおけるリスクマネジメントについていくつか記事を書いてきました。


番外編!という訳ではありませんがバンドを始めたての方々でよく戸惑うのが「返し」だと思うので流れに乗ったついでに自分なりの考えを書いてみようかと思います。
「返し」とは今日のタイトル画像にもなっている足元に置いてある通称「ころがし」と言われるモニタースピーカーの事です。

モニターの役割

これは決してロックミュージシャンが足をかける為に置いてあるブロックではなくライブにおける重要な役割を担っている機材です。
よほど広い会場になれば通称「イヤモニ」と呼ばれるイヤーモニター(イヤホン)を装着し自分の楽器以外の音をそこから聴き取ります。

通常、家での練習は自分の音や練習音源の両方がバランスよく聴こえる状態にしますよね?
バンドのリハーサルでは普通のバンドであれば8〜12畳の部屋でみんなが向かい合って音を聴きながら練習します。
しかしライブでは全員同じ方向を向いて機材も客席側を向いている為、例えばギタリストはステージ反対側にいるベーシストの音を聴くことは困難です。

そこでモニターが出てくるのです。
先ほども書きましたが広いライブステージなどではロックやポップスバンドは動き回るのでモニターの前に常にいるとは限りません。
そこで耳にイヤモニを装着し周りのメンバーの音や打ち込みなどの音源を耳に直接流し込みます。

それは大きな会場であって通常の場合は足元のモニターを使い他のメンバーの音を集約し自分に聴こえる様にするのです。
ライブをした事がない方はあまり重要性を感じにくいかもしれませんが、これはとても重要な機材でライブ前のリハーサルの半分はこれの調整と言っても過言ではありません。

例えばライブが始まったのにボーカルの歌が全く聴こえなかったらどうでしょう??
あれ?入り損ねたか??と思い横を向くと思いきり熱唱している!
ベースもキーボードもドラムも聴こえずひたすら自分のギターの音のみしか聴こえない状態を想像してみてください。
これではアンサンブルをするのはとても困難です。

それだけ「返し」というものにミュージシャンは依存します。
PAさんと一緒に作るこの返しの音作りがライブ成功の一旦を担っている事は言うまでもありません。
自分の楽器の音作りだけではダメなのです。

しかしこの「返し」はライブ出始めの頃は中々バランスの作り方やどうしたらいいのか?が具体的にわからないものです。
明日はこの「返し」について具体的にどうしたらいいのか?を書いてみようと思います(^^)

「返し」のバランスも個人差があるので絶対的なものではないのですが少しでも参考になれば幸いです!

モニターで何の音を返してもらうか。

それでは、「返し」のバランスやちょっとしたコツなんかも書いてみたいと思います。
しかしながら前提としてこの「返し」の音作りには好みの個人差があります。
あくまで1つの参考例として見て頂ければ幸いです!m(_ _)m

自分の音作りをして、各楽器の音調整をPAさんが終えたらいよいよバンド全体でのリハーサルです。
この時に自分が上手く弾けているか?練習通りできているか?など個人的な事に集中しないようにしましょう。

ライブが初めての人に多いのがこれです。
リハーサルは自分自身の練習時間ではありません。
練習はライブまでにやってくる事であってこの時間はライブ本番で自分がやりやすい環境を作る事に集中しましょう。

バンド全体でのリハーサルが始まったら自分の楽器の音を聴きながらモニターにも耳をすませてみましょう。
この際に注意しておきたいのは音量が調整できる楽器であれば自分の楽器の実音を大きくし過ぎない事です。

例えばギターであれば後ろにアンプが置いてある訳ですが実音に関してはPAさんはいじれません。
よほど大きな音の時は「アンプの音量下げてください」と言われるかもしれませんが相当大きくないと言われる事はありません。

自分の音が後ろから聴こえないと不安という方もいますから聴こえない程度とは言いませんがこの音は自分が聴こえていれば大丈夫です。
もちろん厳密に言えば客席にも届いていますがマイクを通してスピーカーから出す音が結局はメインになってくるので自分が気持ち良く弾けるけれど少し抑えめにしておきましょう。

そして今度はモニターの音です。
ここからはボーカルを聴きたい!キーボードを聴きたい!

など好みが分かれてきますが、個人的なオススメ(ギタリストという事もありますが)はドラムやベースなどビートを出す楽器を他の楽器に比べて少し大きめに返してもらう事です。
もちろんギター、キーボード、ボーカルなども返してもらうのですがそれらに比べてベースやドラムを出してもらうという事です。

自分の演奏とメンバーの演奏を合わせる指針となるのはやはりリズムやビートです。
これらを少し強めにもらう事によって自分の楽器が合わせるポイントが見えてきます(^^)!

もちろん最初に書いた様に個人的な好みがあったり、パートによって欲しい音というのは変わってくると思いますがドラムとベースはやはりバンドアンサンブルの中で核になってくれると思います!

返しの音作りがよくわからないなぁという人は自分の音量やドラム、ベースのバランスに注意をして試してみてください!(^-^)/

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福田祐次
15歳よりギターを始め大学へ進むも音楽の道を諦めきれず 大学を中退し音楽の専門学校へ。 卒業後バンドやアーティストサポート、デモンストレーター、 レコーディング、講師業など幅広く活動。 音楽業と並行しブログにて音楽関連の記事で ライブドア編集部賞を受賞、 バンドマンや起業家などに向け ビジネスセミナーを開催するなど多角的に活動中。 日本酒と魚料理をこよなく愛する。