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ミカワタナベ・インタビュー#01

現在はドラマーとして様々なアーティストのサポートをしているミカワタナベさん。過去にはuno x kenken groove contestに入賞しkenken(RIZE.LIFE IS GROOVE)と共演。
また、宇多田ヒカル15周年企画に名曲”traveling”をバンドカバーした動画を送り、宇多田ヒカル本人とディレクターから評価される。

そんなミカワタナベさんの原点や転機、これからの思いに迫る。

ーードラムを始めたきっかけを教えてください

高校生の時によくつるんでた友達がスピッツが好きだったんです。その影響もありますが、そんなタイミングで「夢追い虫」という曲のMVを見た時の衝撃が大きいです。ガツンときたというのかな。普通はボーカルに目がいってしまうのだろうけど、その時私にはドラムの崎山さんがとてもカッコよく映ったんですよね。もちろんボーカルのマサムネさんも大好きですよ!

当時は吹奏楽部でマリンバをやるか弓道をやるかで迷いましたが、結局ドラムを始めることにしました。
今思うとこんなに続くなんて当時は思っていませんでした。

ーー影響を受けたアーティストはスピッツになるんでしょうか?

スピッツは最初に衝撃を受けたアーティストなので勿論たくさんの影響を受けました。
崎山さんのドラムは体にあまり負担をかけない奏法、簡単に言うと力でバシバシ叩かないので、一番最初に影響を受けて良かったと思っています。
例えばパンクとか…激しい曲を叩くときも、まず体が一番滑らかに、ストレスなく動く手順を考えて叩くっていう習慣ができました。

当時はMr.Children、L’Arc〜en〜Ciel、GLAYが流行っていた頃でしたね。
洋楽だったらGREEN DAY、Avril Lavigneが流行っていました。
私は、海外の音楽はスピッツのメンバーのルーツをたどって、、RAGE AGAINST THE MACHINE,Black Sabbath,Stone Temple Pilots,Radioheadなどを聞いていました。
テレビで見たことのない音楽を自分で掘り下げていくのは楽しかったですね。

それから大学に入り、精力的にドラムをやるようになってからフェスにも行くようになって。
次に大きく影響を受けたのはフジロックでみたFRICTIONの中村達也さん。

フェスに行くと自分も頑張ろうと思って帰ったりするんだろうけど、その時の中村達也さんがあまりにすごすぎて凹んで帰りました。モッシュやタックルみたいなのも初めてで、すごい光景だったんです。
それからBLANKEY JET CITYにハマって、もう解散していたけどメンバー全員のソロも聞いたり、コピーしたり、ソロのライブもメンバー全員分行きましたね。
当時中村達也さんは布袋寅泰さんのバックでドラムを叩いていたのだけれど、武道館のような大きいステージから、何十人も入らない小さなスペースでやっている、決めごとのない即興演奏のライブも全部行きました。

ーードラマーとしてプロになりたいと思うようになったそうですが、親は反対しませんでした?

めちゃくちゃ反対されました。なんなら今も反対だと思います(苦笑)。
ただ、学生の時は学内バンドコンテストで一位をとったり、卒業後に実際に演奏の仕事で叩くようになったりしたときは報告をしています。
そうやって自分が頑張っている姿を見せることで少しずつ理解してくれるようになってきているのではないかと思います。演奏動画を作っていることはそんなに言っていないのですが、どうも全部見ているらしく、いきなり感想を言われてびっくりしたり。みてるの!って(笑)

あとは自分が好きなことをやる以上、家のこともやるって決めています。
具体的には家事を積極的にしたり、休みの日は家族のために時間を使ったり。

私には大好きな祖母がいますが、ドラムを叩いている歴とほぼ同じ長さで病院通いの付き添いをしています。耳が不自由で、一時期は補聴器をつけても全く何も聞こえない状態でしたが、ずっと一緒に関わっていく中で特殊な補聴器の手術ができる病院が見つかり、手術が無事に成功したので、今では(要補聴器ですが)日常会話ができるまでになりました。
もちろんお医者さんのおかげですが、「自分一人ではここまで来れなかった」みたいなことを祖母に言われて。
小さなことかも知れないけれど、そういうことで信用を得られるようになってきたので、
家族は少しずつ理解してくれるようになったっていうところはあると思います。
まぁ、諦めもあるかもしれませんが(苦笑)

自分の好きなアーティストは家庭や生活を捨てて音楽をやって…みたいな話を知ったり、「そうでないお前はやる気がない」と周囲に言われることもありました。大切なものを捨てることができない自分はダメなんだろうか?と思うこともありましたが、そこは例え憧れの人と違う道でも自分は自分自身の決めたことをちゃんとやろうと。
憧れの人に”なろうとして”同じことをやっても、それは本質とずれると思いますし。

ーー自分自身は大学を卒業してみんなが就職する中で音楽の道に進むという所謂レールを外れることには不安はありませんでしたか?

不安はありました。周囲の人は就職する人の方が多かったですし。それまでは人と同じ道の上を歩いていたわけですから、自分で自分の人生の舵をとれるだろうか?みたいな気持ちはありました。
不安もたくさんあったけれども、頑張りたいっていう気持ちもたくさんあったし、いけるなって思ったきっかけが…音楽って夢じゃないんだなって思った瞬間がいくつかあったので。

ただ、大学卒業したばかりの頃は自分のスケジュール管理が大変でしたね。
敷かれたレールは今までは窮屈だと感じていたけど、それが楽だったんだなと思う節はありました。
今はFacebookを見れば同級生の状況もわかって、20代も後半になると結婚、出産の投稿がものすごい増えて。そういうのを見ると、自分はいわゆる「普通」とは違う生き方をしているのかもなと感じることはあります。正直たまに不安になったりもしますよ。
でも自分で決めた道だから、後悔はしていないですね。

*明日に続く

ミカワタナベ ライブスケジュール
☆TOM(サポート)
9/23(土)下北沢barrack block cafe
前売り2500円/当日3000円
※出演21:55予定

☆GOOD RICH
9/24(日)横浜B.B.STREET
10/27(金)横浜CLUB SENSATION
※詳細未定

☆藤田尚之(サポート)
9/27(木)渋谷La.Mama
MINATO PRESENTS『懐かしい未来、新しい過去』
藤田尚之 with 3P Girls / SUPPIN KIPPU / +1ARTIST!
OPEN/START 18:30/19:00 ADV ¥4,000+D

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